備えあれば憂いなし!知っておくべき賃貸物件での防災対策
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2024年8月26日㈪現在、強い台風10号が愛媛県に近づいております。
「備えあれば憂いなし」
常日頃の対策や準備は大切です。
今回は賃貸物件での防災対策についてご紹介させていただきます。
台風対策は、事前準備と迅速な行動が重要です。台風が接近する前に、以下の対策を実施しましょう。
1.窓やドアの補強
台風の強風による飛来物から家を守るため、窓ガラスの補強が必要です。雨戸やシャッターがあればしっかり閉め、固定します。もし雨戸やシャッターがない場合、窓ガラスには飛散防止フィルムを貼るか、ガムテープを「米」字型に貼って補強します。また、ドアや窓の隙間からの浸水を防ぐために、タオルや防水テープを使用して目張りを行うことも効果的です。
※アパート、マンションのバルコニーにある隔板は、災害時に破って避難通路として使用するために破れる素材で作られています。台風通過時に破損する場合がございます。破損した場合は通過、安全確認後、弊社までご連絡ください。
2.屋外の片付け
ベランダや庭、通路にある飛びやすいものは、風で飛ばされないように固定するか、屋内にしまいましょう。例えば、配達用のボックス、植木鉢、自転車、ゴミ箱、ガーデンチェアなどです。これにより、強風で飛散した物による窓ガラスの破損や、他の家への被害を防ぐことができます。
3.排水設備の確認と清掃
大雨に備えて、バルコニーや家の周囲の排水溝や雨樋をチェックし、ゴミや落ち葉を取り除いて清掃します。これにより、雨水がスムーズに流れるようになり、浸水被害を減らすことができます。また、屋上の排水口も確認し、詰まりがないかチェックしておきましょう。
4.非常用品の準備
台風による停電や断水に備えて、非常用持ち出し袋を準備しておきます。飲料水、非常食(缶詰や乾パン、インスタント食品など)、懐中電灯、予備電池、モバイルバッテリー、携帯ラジオ、救急セット、常備薬、マスク、消毒液、ティッシュやウェットティッシュなどを揃えておきましょう。これらはリュックサックなどにまとめておくと、避難時に持ち出しやすくなります。
5.生活用水の確保
断水に備えて、風呂に水を溜めておき、トイレの流し水や生活用水として利用できるようにします。また、ペットボトルなどに飲料水を確保しておくと安心です。
6.家電製品と電力供給の準備
停電に備えて、携帯電話や充電式バッテリーを事前に充電しておきます。懐中電灯やラジオの電池を確認し、予備を用意します。家電製品は、雷サージや停電のリスクを避けるため、コンセントから抜いておくとよいでしょう。
7.家族との緊急時の連絡方法
台風時には、電話回線が混雑したり、停電で通信が遮断されたりすることがあります。事前に家族で緊急時の連絡方法を確認し、避難場所を決めておくと安心です。
※賃貸借契約書に記載しているハザードマップは警戒区域外でも災害リスクがないことを保証するものではございません。常日頃から防災に努めてくださいますようお願い申し上げます。
8.台風情報の確認
テレビ、ラジオ、インターネット、スマートフォンアプリなどで最新の台風情報を確認し、気象庁や地方自治体からの指示に従って行動しましょう。早めの避難が求められる場合もありますので、情報収集は欠かせません。
これらの対策を徹底する事と、日頃からの準備と心構えが非常に大切です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
台風はいつどこで発生し、どのような影響をもたらすかわからない自然災害です。しかし、日頃からの備えと正しい情報に基づく行動によって、被害を最小限に抑えることができます。
この記事でご紹介した注意点を参考に、皆様のご家庭でも十分な対策を行い、安全を確保していただければ幸いです。家族や大切な人の命と安全を守るために、台風が来る前にできることを一緒に始めましょう。
備えあれば憂いなし、ぜひ実践してみてください。
皆様、ご安全に。
それでは失礼致します。